相談事業/「生活」

新たな支援相談説明会
国が中国,樺太残留邦人に対して平成20年4月から実施する「新たな支援」の内容が明確になり,中国帰国者1世にリーフレットや手続きのための申請書が送付されました。
しかし,内容が高齢帰国者にとっては複雑で戸惑う人も少なくありません。
そこで県の担当者に制度の内容と記入方法等について説明をしてもらい,制度への理解を促すとともに,支援対象者が円滑に支援を受けられるように,新制度について学ぶ機会としました。

日 時: 平成20年2月4日(月)10:00〜12:00
会 場: 広島県社会福祉会館 第4・5会議室(2階)
中国・四国中国帰国者支援・交流センター
講 師: 広島県福祉保健部社会福祉局社会援護室 専門員 坂田佳子
参加者:

中国帰国者 66人

自立指導員 5人 

合計  71人



真剣に説明を聞く多くの参加者

申請書の記入方法はプロジェクターで説明


説明会を終えて…

  • ・申請書に記入し,これでいいかどうか確認に来た帰国者や障害者年金をもらっている場合はどうなるかなど,説明会では確認しきれなかった支援内容の確認をする電話相談が多くありました。
  • 説明会で対応しきれなかった人に対しては,後日,相談に応じる時間を取り,個別に対応しました。
  • 普段は受身な人も,新たな支援策については,学ぼうという姿勢が見られ,関心の高さが伺えました。
  • 国から資料や申請書が届いただけでは,理解できない人が多く,今回のような説明会の大切を感じました。センターや支援者が身近にいない帰国者の中には申請書の提出が遅れたり,申請しそびれたりする人がいるのではないかとの危惧もあるので,今後も電話等での相談をいつでも受けられるようにしたいと考えています。

日中対訳の手作りの資料




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