平成１９年１０月１５日（日）に熊本市後援、熊本市国際交流振興事業団共催で、熊本市国際交流会館にて「第３回中国帰国者相談・交流会」を開催しました。去年にひき続き３回目を迎えた今回も健康をテーマに開催しました。当センター職員による生活相談と並行して、４つの保健福祉センターから保健師さんを招き帰国者の方が住んでいる地域別に振り分けて中国語で健康相談を行いました。「病院に通訳がいないのでうまく病状が伝わっているか分からない」「予防に対する意識が低い、検診の重要性をもっと知ってほしい」という声が保健師さんから聞こえたので、今後の課題としてとらえたいと思います。　

午後は熊本大学医学部の張孝勇先生にお越しいただき、中国語で健康講話をしてもらいました。張先生は薬膳やツボにも詳しく、家庭で簡単に出来るものもいくつか紹介していただきました。

他にも、熊本には外国人や帰国者の為の進路相談窓口が出来たのでその説明を行ったり、支援団体の日本語教室や相談窓口の紹介、また災害時の避難場所の一覧表も配布したりしました。こういった場で帰国者の方の役に立つ情報もいろいろ発信していけたらと思います。

今回も熊本華友会、熊本同歩会、熊本県日中友好協会の方が参加してくださり楽しい会になりました。ちょうど会場の外では熊本城築城４００年祭も開催されていて、ついでに楽しんで帰られた帰国者もいらっしゃたようですよ。