■香川県開催 [ 2004年11月28日
]
- 日 時 と 場 所
・日 時:2004年11月28日(日) 13:00〜17:00
・場 所:香川県社会福祉総合センター
・主 催:近畿中国帰国者支援・交流センター
・協 力:香川県健康福祉部 長寿社会対策課
・参加者:42名
- 研修会内容
1.中国帰国者の現状と援護施策の報告
神山 正(厚生労働省 社会・援護局援護企画課 中国孤児等対策室室長補佐)
2.香川県の状況報告
林 学(香川県 健康福祉部 長寿社会対策課課長)
3.基調講演
講 師 金 香百合(ホリスティック教育実践研究所[HEAL]代表)
テーマ 多文化をふまえたかかわりあい、支え合い
〜中国帰国者の現状をふまえて〜
4.事例報告
@中国帰国者支援・交流センター(遠隔学習課程について)
清島千春(近畿中国帰国者支援・交流センター教務主任)
A当事者の声を聴く
下岡純子
謝 風芝
5.まとめ 金 香百合(ホリスティック教育実践研究所[HEAL]代表)
今回は香川県の福祉行政に関わる職員をはじめ、近隣県の援護担当者の参加もありました。
金香百合先生の基調講演では「心の栄養」、「ホリスティック」「聴く」等、対人援助者として大切なキーワードが示されました。
対人援助者としての心得やスキルを、誰にでもわかることばとワークショップを導入しつつ講演が行われました。
講演の内容は、「帰国者支援」ということに限らず、今現在の自分自身をふりかえる機会にもなったのではないでしょうか。
また、当事者の体験報告において、日本語や就労の壁をたくましく乗り越え、着実に定着・自立の道を歩んでこられたお二人のおはなしは、参加者に強い印象を与えたようでした。
今回のアンケートにも、「当事者からの体験報告を聴くのは初めて」という方が多く、このような場をつくりだす必要性を痛感しました。
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