■長崎県開催 [ 2004年2月11日
]
- 日 時 と 場 所
・日時:2004年2月11日(水) 13:00〜17:00
・場所:長崎県農協会館
・主催:近畿中国帰国者支援・交流センター
・協力:長崎県福祉保健部 社会福祉課
・参加者:32名
- 研修会内容
1.帰国者の現状と援護施策の報告
厚生労働省 神山 正
2.長崎県の状況報告
長崎県 藤原常俊
3.基調講演
講 師 金 香百合(ホリスティック教育実践研究所[HEAL]代表)
テーマ 多文化をふまえたかかわりあい、支え合い
〜中国帰国者の現状をふまえて〜
4.事例報告
事例報告@ 日本語教室の現場から
有永愛雲 長崎県中国帰国者支援センター
日本語講師 就労相談員
事例報告A 当事者の声を聴く
青木雅子 近畿中国帰国者支援・交流センター受講生
下岡純子 近畿中国帰国者支援・交流センター受講生
事例報告B 遠隔学習「ホームヘルパー受講準備コース」について
清島千春 近畿中国帰国者支援・交流センター教務主任
5.まとめ 金 香百合
先ず始めに全国的な中国残留邦人対策の現状報告、長崎県の
現状報告を聞いた後、金香百合さんによる“多文化をふまえたかかわりあい、支え合い”というテーマでのワークショップ、講演が行われました。
参加者は対人援助者として必要な人間理解力や自尊感情等人にとって望ましい支援のあり方について学びを深めることができました。
今回は帰国者支援にかかわったことのない方々も多数参加されました。帰国者2世である青木雅子さん、下岡純子さんの前向きに自分の生活を切り開いてこられた体験報告からは、日本での定着・自立の大変さが参加者の方々に伝わったようです。
研修会終了後ほどなく、長崎県では参加者に呼びかけて「長崎県中国帰国者支援センター」支援のボランティアグループを立ち上げられました。
ボランティア研修会がきっかけとなってうまれた新しい支援者の輪が、帰国者の方と共に、よりよい地域社会づくりをすすめるパワーになることを願っています。
|