■山形県開催 [
2003年9月2日 ]
今回の山形ボランティア研修会には山形県の協力のもと、自立研修センター、ボランティア、企業、大学関係者、
日本語学校、教育庁、労働局と幅広い顔ぶれの参加者が60名集まり、有意義な議論が行われました。
- 日 時 と 場 所
・日 時: 2003年9月2日(火曜日) 午前9:30〜午後3:00
・場 所: ウェルハートピア山形くろさわ 「蔵王の間」
・主 催: 中国帰国者支援・交流センター
・協 力: 山形県健康福祉部健康福祉企画課
- 講 演
★9:45〜11:15(90分)
講 師: 小林悦夫(中国帰国者定着促進センター教務課長)
テーマ: 『中国帰国者に対する日本語学習支援の概観-これまでの経過、現状、展望-』
★11:15〜11:45(30分)
講 師: 山形労働局職業安定課職員
テーマ: 『山形県における中国帰国者の就労状況及び雇用特別助成金制度等』
- 分科会
【第1分科会】
議 題:『中国帰国者2世3世に対する支援をめぐって』
趣 旨:
働き盛りの2・3世の中には、就労問題やリストラの不安の他、職場や地域社会への適応など問題を抱えている人たちが少なくありません。2・3世の置かれた状況について再確認するとともに、日本語学習支援の立場から改善に向けてどのような工夫ができるのか、意見交換を行いました。
【第2分科会】
議 題::『子どもや保護者に対する支援をめぐって』
趣 旨:
今、山形では中国帰国子女など「日本語指導を必要とする児童生徒」への支援に人々の関心が集まっています。子どもへの支援は保護者への支援と切り離せません。中国帰国子女や保護者の抱える問題について情報交換するとともに、今後の支援の方向について意見交換しました。
【第3分科会】
議 題:『雇用者として今とこれからを語り合う』
趣 旨:
設立8年目を迎えた山形県中国帰国者自立支援協力会は、今厳しい経済状況の中、企業としてまた自立支援協力会としての悩みを深めています。今回は会員のみならず帰国者を雇用している企業も交えて、悩みを率直に語り合うとともに、会としての今後を含め意見交換し、交流を深めました。
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