各地でのボランティア研修会の開催 |
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■高知県[2008年10月25日] |
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○ 日 時: |
2008年10月25日(土)9:00〜12:00 |
○ 開催場所: |
高知県 高知会館 |
○ 主 催 者: |
中国・四国中国帰国者支援・交流センター |
○ 参 加 者: |
ボランティア,自立指導員,行政関係職員等 計13人 |
2. 研修会内容 |
- 高知県における中国帰国者の状況(高知県健康福祉部保健福祉課)
- 中国帰国者の現状と支援事業の概要(厚生労働省社会・援護局援護企画課中国孤児等対策室)
- 講演 「国家の歴史から個人の歴史へ〜日中における『満洲』経験の記憶化の相違」
島根県立大学 坂部 晶子
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3. 情報交換会 |
- 高知県が設置している生活就労相談室では,ほとんどが就職相談。言葉ができないと就職が難しいが,現実問題として,言葉ができるようになる前に,生活のために働かなくてはならない。特に2世の就職で頭を痛めている。
- センターのパンフレットを見て,高知在住の帰国者の中に自分たちは利用できないと怒りを感じている人がいるとのこと。
- 帰国者との交流会を行っている。これまでの行政の支援不足に愕然としている。今後の支援策に期待したい。
- 各種文書が帰国者1世のみに送付されているので,日本語教室などの必要な情報が2世にまで伝わっていない。連絡方法の検討を…。
- 日本語教室を開催しようと考えても,1世は昼間,2世は夜間と需要が異なる。1世への情報提供は文書の送付だけでは不十分と痛感している。
- 支援・交流センターは設置県以外の帰国者は利用できない。一部の帰国者だけが利用できる施設ではなく,地方の人も平等な支援が受けられるような制度を考えて欲しい。
などの活発な意見が交わされました。 |
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