各地でのボランティア研修会の開催

長野県開催 [ 2005年 1月28日 ]
長野県は帰国者支援に前向きな土地柄ですが、地理的要因からブロックごとの交流の機会があまりなかったそうです。今回のボランティア研修会がそのきっかけになればということで、広い長野県全体から帰国者支援に関わる人に集まっていただくことを第一の目的にしました。結果として日本語ボランティア、帰国者支援団体、日中友好団体、自立研修センター職員、生活指導員等、合わせて36名が集まり有意義な議論が行われました。

■日 時 と 場 所
・日 時: 2005年1月28日(金曜日) 午前10:30〜午後3:30
・場 所: 松本東急イン
・主 催: 中国帰国者支援・交流センター 
・協 力: 長野県社会部厚生課

■講 演
★10:40〜12:20(100分)
講 師: 小林悦夫(中国帰国者定着促進センター教務課長)
テーマ: 「これからの中国帰国者支援を考える―日本語学習支援と交流の視点から」

■グループ討議
★13:20〜14:40
【第1グループ】
議 題:『高齢化した中国帰国者本人に対する支援について』
趣 旨: 孤児や配偶者世代は高齢化し、夫婦だけや一人暮らしの人が多く、異文化環境の中で周囲とのコミュニケーション機会もないまま孤立しがちです。帰国者側のニーズにも配慮しながら、今後の支援の可能性について意見交換しました。
【第2グループ】
議 題:「二世・三世の就労問題について」
趣 旨:様々な生活背景をもった中国帰国者への支援、とりわけ青年期・壮年期の二・三世への支援は就職問題、保護者としての役割等、様々な課題をはらんでいます。今回は日本経済自体が低迷している状況下での就労支援のあり方について意見交換しました。




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