調理という協働作業を続けながら、異文化間コミュニケーションに慣れた支援者たちは簡単な日本語で帰国者に語りかけます。一方の帰国者も喜々として日本語と中国語を交えながら答えます。時には中国語を教えることも。そんな風景があちこちで見受けられました。単語レベルの日本語でどうしてあんなに積極的に話そうとするのか。一般的な日本語教室ではともすれば緊張し、埋もれがちな存在である高齢帰国者がここでは支援者と対等に生き生きと過ごしています。
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日本料理実習は中国の親戚知人に「『日本料理を作れないの?』と問われ残念だった。」との声に応えたものです。 |
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