生活習慣病の予防や早期発見のため、1年に1度は健康診断を受けることをお勧めします。
一例として、政府管掌健康保険(健康保険組合を組織することができない中小企業のサラリーマンなどが
加入)では、被保険者(健康保険に加入している者)と被扶養配偶者(被保険者に扶養されている配偶者)
を対象に、生活習慣病予防健診を実施しているのでここに紹介します。
1 健診の種類
(1)一般健診(35歳以上の被保険者および40歳以上の被扶養配偶者が対象)
年1回の定期健診。診察、血圧測定、視力・聴力検査、尿・便検査、血液検査、
心電図検査、胸部・胃部レントゲン検査などの検査を行います。
(2)付加健診(一般健診を受けた年度において、40歳および50歳の方が対象)
一般健診に加え、血清検査、腹部超音波検査、肺機能検査、眼底検査などの検査を行います。
(3)乳がん・子宮がん検診(30歳以上40歳未満の女性の被保険者が対象)
乳がん検診(問診、視診、触診)および子宮がん検診(内診、細胞診)を行います。
(注)40歳以上の被保険者および被扶養配偶者(女性のみ)は、一般健診の際に、
希望により受診することができます。(費用負担は、一般健診分のみ)
2 受診者負担額(2003年度/消費税込み)
一般健診 5,880円
付加健診 10,640円(一般健診分の5,880円を含む。)
乳がん・子宮がん検診 920円
※ 尚、政府管掌健康保険以外の制度においてもいろいろな健診を実施しています。
○健康保険組合・共済組合に加入している方
→ ご加入の健康保険組合・共済組合にお問い合わせください。
○国民健康保険に加入している方
→ お住まいの市(区)町村にお問い合わせください。
○生活保護を受給している方(原則として、費用負担なし)
→ お住まいの市(区)町村にお問い合わせください。 |