いずれも二十四節気の一つで、
太陽の黄径が195度に達した日を「寒露」、
同じく210度に達した日を「霜降」といいます。
2003年の「寒露」と「霜降」は、10月9日と10月24日と
なります。
「寒露」とは、露が冷気によって凍りそうになる頃という意味です。
この時期には、菊の花が咲き始め、雁(がん)などの冬鳥が渡ってきます。
また、こおろぎなどの秋の虫が鳴きやみます。
「霜降」とは、朝夕の気温が下がり、露が霜となって降り始める頃という意味です。
日本の北部や山間部では、霜が降り、紅葉の時期となります。
なお、この日から立冬(りっとう)(2003年では11月8日)までの間に吹く北風を
「木枯らし」(こがらし)と呼びます。 |