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7〜8時間の睡眠が元気のみなもと

睡眠は、昼の仕事などで消耗したエネルギーを回復させ、明日にそなえて体も脳もリフレッシュする、
たいへん重要な時間です。
私たちの心や体は、健康なときにはかなり予備力があります。しかし疲労ぎみのときには、体が本来
持っている生物のリズムに従って、規則正しく暮らすことが大切です。
睡眠も、この「生物リズム」にのると、気持ちよく寝つくことができます。
無用な夜更かしはやめ、夜中の12時前には眠りにつく習慣をつけましょう。

ぐっすり眠る方法

寝つきにくい人はこんな対策を
☆ぬるめのお風呂に入る。ただし、直前に熱いお湯に入ると逆効果。
☆指圧をする。指圧は仰向けで左右の親指をかさねて、みぞおちのところを押す。
☆軽くマッサージをする、してもらう。
☆子どもやペットと遊んでリラックスする。
☆スローテンポのクラシックや環境音楽をかすかな音量で流す。タイマーで消す。
  リラックスできるテレビやビデオを見る。
☆友だちや恋人と楽しいおしゃべりをする。
☆カミモールのお茶、ラベンダー、ディルなどのハーブは神経をしずめる。
☆温かいミルクを飲む。体を温め、入眠をうながすトリプトファンもふくまれている。
☆野原で寝る、森を歩く、温泉につかるなど、くつろいで楽しいシーンを心に描く。

夜中の12時前が熟眠チャンス

たとえば同じ人が同じ長さ眠っても、何時に寝たかによって、睡眠の効果が変わってきます。
というのも、体には夜に眠って朝に醒めるという大きなリズムがあるので、朝方寝つくと眠りの質が
悪くなりがちなのです。
昼の疲労をとって体と脳をリフレッシュするという睡眠本来の役割をはたすためには、11時頃に寝て
6時頃に起きるのがベスト。少なくとも12時前に寝ないと、睡眠の質はぐっと落ちます。

どうすればいい?

残業つづきで寝不足気味
睡眠時間が短い人は、時間を上手に使って、能率よく仕事をしましょう。
その日やらなくてはいけない仕事を書きだして優先順位を決めておくとよいでしょう。
そして、残業は何時までと決めて、その時間になったら帰るように習慣づけましょう。
また、夜遅くまでテレビを見たり本を読んだりしないようにしましょう。
1日の疲れは十分な睡眠でとりさることが大切です。週末寝だめを決めこむと、
生活が不規則になる分、月曜日にだるくなるので、休日もウィークデイと同じようにすごしましょう。

眠れないとき
眠れないからといってあまり思い悩むのはよくありません。
眠いときだけ床に入ったり、十分に眠れなくても朝は同じ時間に起きる習慣をつけると、
だんだんと眠れるようになります。

[「健康よいクセわるいクセ」((株)社会保険出版社発行)より抜粋]

 





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