今年の秋から中国大使館や中国の警察を名乗る詐欺電話が多発しています。
最初は自動音声で中国大使館だが「在留資格などに関する大切なお知らせがある」とか「あなた宛ての荷物が届いている」「あなたが犯罪に関わっている情報が入った」などと流れ、「詳しく知りたい方はダイヤルの1を押してください」というように番号を押すように誘導してきます。
ガイダンスに従って番号を押すと、オペレータと称する人物に繋がり、税金・手数料・罰金・国際電話料金などという名目でお金を払うように要求されるようです。
事例1
秋田市の40代女性は実在しない国番号「+885」の電話を受けた。女性は中国語が理解でき、中国大使館職員と公安局員を名乗る男女に「武漢に大量のマスクを送っただろう。犯罪だ」などと脅され、計411万円を振り込んだ。大阪府内でも同様の事件が相次ぎ被害総額は約3500万円を超えている。
事例2
女性会社員(20歳代)に、中国大使館職員や警察官を装った男女から「空港で逮捕された女があなた名義のキャッシュカードを所持していた」「個人情報を売ったのではないか。あなたを含め、日本にいる容疑者を逮捕し、中国に連行しなければならない」などと電話があった。女性は指定された口座に現金115万円を振り込んだ。
注意しなくてはならない点
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知らない番号、特に+855 、+1(833)から始まる番号には心当たりがなければ、出ないようにしましょう。 |
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留守番電話が残されていても折り返し電話を掛けないようにしましょう。 |
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【参考】
○高知県警のサイトには、注意喚起の動画や詳細が中国語で掲載されています。
詳細はこちらをクリック
○埼玉県警詐欺被害防止チラシ@ pdfへ
○埼玉県警詐欺被害防止チラシA(日本語) pdfへ |