中国帰国者支援・交流センターでは年2回、職業訓練校と近隣企業等の協力により、主に就職を希望する帰国者2・3世を対象とした「企業見学」を実施し、就職に役立つ情報提供と相談支援に努めています。12月17日(水)に43名が参加し、多摩職業能力開発センター八王子校(東京都八王子市)と森永乳業東京多摩工場(東京都東大和市)を訪問しました。
多摩職業能力開発センターでは、中川原校長から学校の概要と各訓練科目の説明の後、2グループに分かれて、栗原課長補佐と清水主任の案内で、自動車整備工学、メカトロニクス、電気設備システム、電気設備管理、介護サービス、福祉用具の授業を見学しました。参加者たちは皆、興味津々でした。
森永乳業では、ビデオを見ながら説明を聞き、原料のアロエベラと製品のアロエヨーグルトの試食後に、主な製品の牛乳、果汁飲料、ヨーグルトなどの生産工程を見学しました。食品加工の高い技術力と厳格な安全管理に、参加者一同感心すると同時に消費者を安心させる企業努力を学びました。 (FT) |