◎崎陽軒横浜工場
中国帰国者12名、サハリン帰国者2名、スタッフ3名で 崎陽軒横浜工場を見学しました。
崎陽軒は、100年以上の歴史をもつ老舗焼売店です。日本人にとっては駅弁としてなじみが深いかもしれません。焼売は中国が発祥の地ですが、100年以上前の創業以来、どのように日本人の口に合うように工夫が加えられたのかを探ることを今回の参加者の課題としました。
1時間半の見学で、崎陽軒の歴史を紹介する動画を視聴したり、 実際にシウマイや弁当を製造しているところを見学したり、醤油入れや弁当の掛け紙の展示の説明を受けたり、試食をしたりして、おいしさだけではなく、宣伝や経営に様々な工夫がされてきたことがよくわかりました。
アンケートには「製品の製造工程や仕事の調整と編成の仕方が興味深かった。」(サハリン帰国者)、「百年の歴史のある企業を見学した。機械化された製造工程は厳格に管理され、人は補助的役割であることが分かった。」(中国帰国者)、「創始者が日本人とは思わなかった。」(中国帰国者)などの感想が寄せられました。
3年ぶりに開催したバスでの企業見学でした。広く空間をとるため、人数を制限しての実施でしたが、久しぶりに再会して旧交を温める人、車内の自己紹介で同郷と知って喜び合う人等、会って話をすることの大切さを実感しました。 |
〈売店〉
〈シウマイの包装紙についての説明〉
〈試食のシウマイをスマホで撮影する参加者たち〉 |