就職援助事業/見学

第46回企業見学 
タイトル:

「中国帰国者が立ち上げた介護施設「一笑苑」と明治製菓の工場を見学します」

日時:

令和6年3月6日(水)9:30~17:00

場所:

1  明治なるほどファクトリー坂戸  
2  一笑苑(いっしょうえん)埼玉戸田

参加者:

26名



1 3月6日、帰国者2・3世26名で企業見学を行いました。「明治なるほどファクトリ―坂戸」では、チョコレートの原材料、カカオがどのような工程を経て製品になるのかを動画を使って説明を受けました。「チョコレートが大好きでよく食べていたが、何からできていて、どのように作られているのか今日初めて知った。」という感想がありました。工場内は清潔で、ベルトコンベアーで運ばれる製品を検査する人が数人のみ。見学コースには、製造過程と製品をより理解するための、楽しい工夫がたくさんありました。

[チョコレート工場] [チョコレート工場]




2 中国語の通じる介護施設として帰国者の2・3世たちが立ち上げた「一笑苑 戸田」は、ちょうどボランティアの中国人留学生などが、歌や楽器を披露しながら入所者の誕生会を開いているところでした。スタッフはみな中国語がわかり、食事も中国料理が出されます。日本に帰国後一生懸命身に着けた日本語も高齢になると忘れてしまい、もともと話していた中国語一色に戻るとのことです。中国語が通じる介護施設は高齢帰国者にとって、心から安心できる場となることでしょう。介護の知識や技能を身に着けたいという気持ちが芽生えた参加者もいました。両親、または自身の終の棲家として考えた参加者もいたようです。

[一笑苑] [一笑苑]



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