「モノマチ　　～ モノづくりの町、台東区を歩く ～」　　　

令和6年5月26日（日）14：00～16：30

台東区（小島、蔵前、浅草周辺）

16名

今年も台東区で開催された「モノマチ」に参加し、蔵前周辺の工房を見学しました。その後、かっぱ橋道具街を通り、浅草のまんしゅう母子地蔵までを約２時間半かけて歩きました。江戸切子や江戸指物などの伝統工芸品、革やビニールのバッグや財布、銀製品、ボタンなどの会社が出店していました。

かっぱ橋道具街は首都圏センターから徒歩20分ほどのところにあります。職人が使う様々な包丁や、専門店で使用される食器、食品サンプルなどを売る店が軒を連ねており、日本の文化を知る上でも、授業に来た時にまた訪れてほしいと思いました。
この日のゴールは浅草寺境内にある「まんしゅう母子地蔵」でした。終戦時に満洲で生き別れ、または命を落とした母親や子どもたちの霊を慰めるために1997年に建立されました。参加者は「このような地蔵があるなんて初めて知った」と大変興味を示していましたが、中国では仏像と写真を撮るのはタブーとのことで、記念写真は撮れませんでした。日本と中国の歴史や、自分の先祖に思いを馳せるひと時になったことと思います。