「乳酸菌について知ろう!~全国に浸透したわけは?~」
令和6年11月6日(水)
1 ヤクルト茨城工場 2 内原郷土史義勇軍資料館 3 日本農業実践学園
30名
1 令和6年11月6日帰国者2、3世30名で企業見学を行いました。「ヤクルト茨城工場」では、乳酸菌の研究からヤクルトがどのように誕生したのか、身体にどのような作用があるのか、ヤクルト社の他の製品などについて動画を見ながら説明を受けました。家族でヤクルトを愛飲している参加者もいて、帰国者の間でも親しまれていることがわかりました。「ヤクルトレディ」という働き方についても知ることができました。
2 道の駅 ごか(五霞)で昼食をとったあとは、内原郷土史義勇軍資料館にいきました。満蒙開拓青少年義勇軍を志した10代の若者が、この地での訓練を経て満洲の各地に散っていったという歴史が、パネルや当時の農機具、着衣などの展示品と共によくわかりました。特に訓練生が寮として暮らしていたという「日輪兵舎」を再現した建物の中は、当時の開拓団の団旗や横断幕が展示されており、亡き母親のいた開拓団の旗を見つけ、感慨にふける参加者もいました。
3 最後に、かつての満蒙開拓青少年義勇軍の訓練所で、戦後農場実習を主体とした教育を引き継いだ日本農業実践学園を見学しました。中国の大地を彷彿とさせる広々とした学園の敷地に立ち、ふるさとを思い出したという参加者もいました。畑作、加工、畜産、経営と多方面に学べる環境の学園を見学し「(家からこんなに遠くなければ)学びたい」「子どもに学ばせたい」という声も聞かれました。