就職援助事業/講話



〈講演と清掃の実演〉


第10回職業講話の開催
講話タイトル: 日本で働くということ  〜「好き」を仕事にする〜
講師:

新津 春子氏(空港テクノ株式会社 羽田空港清掃実技指導者   環境マイスター)

日時:

平成29年3月11日(土)14:00〜16:00

場所: 首都圏センター
参加者:

33名


今回の職業講話では、NHKの番組「プロフェッショナルの流儀」で紹介されて以来、多くのメディアに登場している、帰国者2世の新津春子さんをお迎えしてお話を伺いました。新津さんは17歳の時に来日されました。職業訓練校(現職業能力開発センター)で清掃の訓練を受けた後、全国ビルクリーニング技能競技会で最年少日本一に輝き、現在は世界一清潔と言われる羽田空港で、清掃スタッフのチーフを勤めていらっしゃいます。今回は、新津さんが「清掃」という仕事を通してつかんだ生き甲斐やプライドについてお話しいただきました。

帰国当初、生活のため高校に通いながら清掃のアルバイトをしていたことが、掃除の世界に入るきっかけでした。家族で職業訓練校や職場で支えとなってくれた上司から常々言われていた「思いやり」や「やさしい気持ち」で清掃をするということや、羽田空港を世界一清潔な空港にするまでの様々なエピソードを交えてお話くださり、あっという間の2時間でした。

また、ふだん私たちにもできる掃除のコツも実演を交えて教えていただきました。タオルの使い方一つでもコツを身に付けると、効率よく掃除を終わらせることができるとのことでした。




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