センター交流活動/中国・四国センター交流活動

広島高陽教室


中国帰国者の高齢化が進み,さまざまな問題を抱えて暮らす人が増えてきました。 日本語が十分でないため,大切な情報を得られない,地域社会で孤立しがちで,災害 時の対応がわからない等,日常生活や老後の生活に不安を感じている人も少なくありま せん。
こうした不安や心配ごとを少しでも解消するために, 帰国者集住地域に出向いて,地域包括支援センターと 連携しながら,健康維持を目的とした介護予防体操をはじめ, 情報弱者にならないための介護保険などの各種制度の説明, 各種レクリエーションなどを実施しています。
6 月の高陽教室は,地域包括支援センターの協力を得て,避難をテーマにした講座を 実施し,参加帰国者の居住地域の避難所等も確認しました。
また,コロナ感染予防で外出自粛が続いており,その運動不足を解消するため「いきいき百歳体操」を教えてもらい,身体を動かしました。



避難する時の注意事項について学びます 災害アプリを試しています



いきいき百歳体操で健康に!


7 月は,くるみ絵の制作をしました。日本古来の押絵の手法を用いて,和紙で綿の代わりのスポンジをくるみ,立体感のあるくるみ絵作品を,完成させました。日本の文化 にも触れることができ,みなさん満足そうでした。


一生懸命,制作している様子 作品を完成させ満足そうな参加者


8 月はレクリエーション協会から講師を招き,童謡に合わせて準備運動をした後,カ ーリングに似た「ボッチャ」を行いました。ボッチャはチーム対抗で,決められたコー トの中で目標となるボールに自分のボールを投げたり,転がしたり,他のボールに当てたりしながら,どれだけ近づけるかを競うスポーツで,初体験の人ばかりでしたが,おおいに盛り上がりました。

初めての「ボッチャ」に夢中で取り組みます


レクリエーションで身体を動かします




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