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活動報告:「中国帰国者生活文化作品展―二つの祖国に暮らして」2004年10月
中国帰国者の趣味活動を奨励するとともに、帰国者の作品展示を通じて一般の住民の方に帰国者の存在を再認識していただき、中国と日本という二つの祖国に暮らした帰国者の想いを伝えることなどを目的として、「中国帰国者生活文化作品展」を10月2日、3日、5日、6日の4日間、当センターにおいて開催しました。
受付で記帳する帰国者。自慢の切り絵作品を届けてくれました。
帰国者の作品は 「書道」、「墨絵」、 「切り絵」、 「組み紐ボタン」、 「民族服」「布靴」等
中国伝統文化の他、 「絵てがみ」「和服」 など日本文化の 作品も。
手芸コーナーでは、初めて目にした中国の手芸品(布靴や切り絵、布ばり絵)に感嘆の声が。
休憩コーナーでは、作品を賞賛する声や帰国者と歓談する風景が見られました。
ご自身の作品と対面して、思わず笑みが。
帰国者による切り絵の実演コーナー。
小学生から大人までがもう夢中。
眠れない夜、頭に浮かぶイメージに任せてはさみを動かすという帰国者一世の作。
俗にいうチャイナボタン。
モンゴルで養父母の庇護下に生き抜いたIさんは、今でも手仕事が大好きです。
千野氏の手びねり地蔵の姿には、敗戦後の混乱の中、命を落とした子供たちの姿が重なります。
折り紙なんて信じられない! 職員からは「クリスマスが終わるまで返却したくない。」の声も…。
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