★『戦後世代の語り部』とは?

どのような経緯で誕生したのですか?

戦後75年以上が過ぎ、日本に帰国した中国残留邦人等(樺太=サハリン残留邦人含む)が高齢化する中、その体験を語れる人が少なくなってきています。
この体験を歴史の証言としてしっかり記憶し、次世代へ語り継ぐことの重要性が高まっています。
首都圏中国帰国者支援・交流センター(以下、首都圏センター)では、2016年度(平成28)より中国残留邦人等の体験や労苦を後世に継承することを目的とした「戦後世代の語り部」育成事業を始めました。「語り部」を目指す人達は、首都圏センターで3年間の研修を修了したあと中国残留邦人等の体験や労苦を伝えるための講話活動を行います。

「戦後世代の語り部」とはどんな人たちですか?

戦後世代生まれの人で語り部育成事業の募集に応募し、3年間の研修を修了した人達です。背景は様々です。中国帰国者の2,3世の方や研修を受けるまで帰国者の方の直接の繋がりがなかったという人もいます。年齢的には30~60代です。
※研修生の募集は終了しています。

「語り部」は、どのような話をするのですか?

永住帰国された中国(樺太=サハリン)残留邦人やその親族などから聞き取った体験を中心にお話しします。残留邦人になった経緯から長年にわたる現地(中国、サハリン等)での生活、帰国後の体験から現在の様子まで、残留邦人、帰国者としての体験や労苦を伝えます。
★こんなお話をします(講話一覧)

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