交流事業/高齢帰国者向け日本語教室

「高齢帰国者向け日本語教室」について<首都圏センター事業>
中国帰国者一世(残留孤児等)とその配偶者は、いま平均年齢が60代となって人生の集大成ともいうべき高齢期を迎えています。一般的に高齢期は肉体や精神の衰えを徐々に実感しはじめるとともに、社会とのつながり感が薄れ孤立する傾向があるといわれます。とりわけ高齢帰国者の場合は、多くの人がいまも日本語での意思疎通が不自由なため、行動が制限されたり、地域社会の中で人付き合いが思うようにできなかったりしています。
また日常生活の中で帰国者同士のつながりも薄く、孤立化は一層深刻だということができるでしょう。             
高齢帰国者向け日本語教室事業は、言葉や文化・習慣の違いから地域社会の中で孤立しがちな高齢帰国者が仲間や支援者とのつながりの中で意思や感情を伝えあう喜びを共有し、生きていく力が得られるような交流の場、学びの場づくりを目指しています。

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