参加者は中国帰国者の講師5名、児童生徒26名、父兄7名。そして主催者とセンター関係者(通訳)5名の総勢43名でした。帰国者の出身地は中国東北地方、冬はマイナス15〜30度になる地域で、温かい水ぎょうざは家族団欒の象徴です。小さい頃から見よう見まねでマスターした皮作り、指導にも熱が入ります。中に入れる具は10人作れば10人味が異なるそうですが、今回は4つのグループに分かれて3種類の具に挑戦しました。2時間以上も真剣に取り組む子ども達の表情が印象的でした。また地域の中で普段交流機会の乏しい帰国者1世世代にとっては、またとない世代間交流となりました。
すでに地域の支援団体で同様の活動に取り組んでいる所も多いでしょうが、今後、あちこちで機会が生まれ、帰国者1世の活躍の場が広がることを願わずにはいられません。 |