ぎょうざ交流会/矢板家の水餃子レシピ
矢板家の水餃子レシピ

中国の東北地方では ぎょうざと言えば「水ぎょうざ」です。春節(中国のお正月)やお客さんを招いた時などは、必ずといってよいほど作ります。手作りの皮が特徴で、小さい頃から男の子も女の子も見よう見まねで覚えます。
日本では、ぎょうざはご飯といっしょにいただきますが、中国東北地方では、ぎょうざは普通主食兼おかずとして食べます。今回は中国式に多めに作ります。食べきれなかった分は冷蔵し、後日焼いて(油は少なめで、水を少量加えて蒸す感じ)食べてもおいしいですよ。

【材料(4人分)】※レシピは矢板夫妻の作成
[ぎょうざの皮]
小麦粉 1kg(打ち粉 100g含む)
水  適量

[ぎょうざの具(中身)]
豚ひき肉 500g
キャベツ(大)1/4        
にら   2束
卵    2個
[調味料]
しょう油 適量

サラダ油
ごま油  小さじ2杯×2回
生姜   一片

【皮の作り方】
1.小麦粉を900gをボウルに入れて、水を少量ずつ入れながら混ぜます。最初は指先で混ぜ、まとまってきたら力を入れながら揉み込みます。

2.耳たぶほどの硬さになったら、生地を丸く球状にまとめてボウルに入れ、固く絞ったぬれぶきんを上からかけて、30分くらい寝かせます。(寝かせる時間は気温によって調整します。)この間に、ぎょうざの具を作ります[【具の作り方】参照]。

まな板等の上に打ち粉を敷き、生地の1/4を直径2.5cm程度の棒状に伸ばして、ぶつ切りにします。ぶつ切りにした皮を丸めて、手のひらで平らにします。
 

平らにした皮を片手で少しずつ回転させながら、片方の手で麺棒を持って前後に動かし皮をのばしていきます。(のばした皮は重ねないでください。)

具を適量取って皮に乗せ、真ん中をつまんで閉じます。そして端からつまんでゆき形を整えます。できあがったら、打ち粉を敷いたパットに立てて並べます。

大きな鍋に湯を沸かして、沸騰したらぎょうざを30〜40個入れます。(強火)鍋底にぎょうざがくっつかないようにゆっくり2回かき混ぜます。ぎょうざが浮いてきたら、差し水をして蓋をします。もう一度沸いてきたら蓋を取り、穴あきお玉でぎょうざをすくって水気を切り、皿に盛ります。]


【具の作り方】
豚ひき肉500gにしょう油を少量ずつ加えながら混ぜます。これにごま油を小さじ2杯加えて混ぜます。さらにみじん切りにした生姜を入れて、味がしみ込むまでよく混ぜます。

1の豚ひき肉と予め炒めた卵を混ぜ合わせます。

キャベツとにらをみじん切りにして、肉と合わせ、ごま油小さじ2杯を加えてよく混ぜます。(にらは入れる直前にみじん切りにします。)

ここで味見をします。薄かったら、塩を適量加えて味を整えます。
(豚肉が生なので、なめたら食べないで、吐き捨てます。)


【食べ方】
お好みでお酢、ラー油、しょう油などをつけていただきます。
味がついているので、そのままでもおいしくいただけます。

2003年10月18日 日の出小学校にて


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