埼玉県を拠点とした「中国文化を学ぶ会」では、中国が大好きな有志が月1回集まって、太極拳や中国史など中国について幅広く学んでいます。女性会員も多いことから、センターが「中国の布靴」を紹介したところ、早速講座の開催を決めてくださいました。講師はもちろん中国帰国者の方です。教えるのは初めてという帰国者をサポートするためにセンターからも職員1名が参加し、教材の提供や通訳のお手伝いをしました。
以前中国の農村や仕事を持たない女性たちは、家族のために布靴を手作りで作ったものでした。また若い女性は嫁ぐ時、夫となる人のために心を込めて作りました。この布靴作りの技術は現在若い人に伝承されておらず、帰国者1世の中にしかできる人はいません。 可愛い幼児サイズの布靴なら、壁に掛けて部屋の装飾品にすることができます。