地域支援事業/中国の布靴作り/布靴の作り方(3)
第1回講座  作り方(1)  作り方(2)  作り方(3)

5.靴敷きを作る
(1)上記4.の1)で作った「3枚貼りの芯」の上に靴底の型紙を
置いて、その周囲を(若干の余裕を残して)切り取る。
※型紙を上下交互に置きながら計16枚切り取る。
(2)1枚の上に型紙を重ねて、しつけ糸で縫い合わせる。
(3)型紙の縁に沿って切り取る。

(4)同様にして、8枚分の靴敷きを作る
(5) 1枚の表面に(原液のままの)糊を塗り、もう1枚を重ねて貼り合わせる。
(6) よく接着するようにこすったり、重しを置いたりして乾かす。
(7) 同様にして2枚重ねの靴敷き8枚を作る
(7)靴敷き8枚のうち半分の4枚だけ、縁に白地のバイヤステープを糊付けして乾かす。
※この時は工作用の糊を使う。        
※バイヤステープは引っ張り気味に貼る。

★上記の方法の他に、地面に接する靴敷きだけ一回り小さめのものを作る方法もある。

6.靴の表布作り
(1)靴の表布の上に靴型を置いて、
周囲に少し余裕を残しながら長方形に切る。
※布の縦目に沿うように靴型を縦にして置く。

(2)上記4.の2)で作った「2枚貼りの芯」の上に原液の糊を万遍なく
  塗って、表布を貼り合わせる。(アイロンを使ってもよい)
  ※空気が入らないようにしっかりと未着させる。
(3)裏を貼った表布と型紙を重ねて、しつけ糸で留める。

(4)型紙の縁に沿って切り取ったら、型紙を外す。

※内側の切り端は後でベルト部分に使うので、
 途中で切り落とさないでつなげ て切っておく。  

(5)同様にもう1枚表布を作る。



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