「日本語のハンディもあって地域社会の中で孤立しがちな帰国者だが、気軽に参加
できる交流の場を創れないだろうか。心当たりの支援者に協力を求めてみよう。」
このようにして当センターの取り組みはスタートしました。
呼びかけに応じてくださったのは新潟市在住のMさんです。Mさんは去年の2月、新潟市内に地域住民の交流の場として『ほっ』とBOXを立ち上げていました。『ほっ』とBOXの理念は数年前に生まれた「お茶の間運動」に端を発しています。
当時閉じこもりがちだった障害者や高齢者の方を何とかして交流の場に連れ出そうと地域での「お茶の間」づくりが提唱されました。
その後世代を越えて参加者が集まり「お茶の間」は次第に新潟県下に広まるようになりました。現在新潟県下には100近くの「お茶の間」があるのではないかといわれています。 |