関連情報/厚生労働省資料/中国帰国者生活実態調査の結果
1.帰国者世帯の概要  2.帰国者及び配偶者の健康状態  3.地域生活の状況等   4.日本に在住している家族の概要
5.国費により同伴帰国した子世帯との状況  6.帰国者世帯と子世帯との生活支援の状況   7.子及びその配偶者の状況

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4 日本に在住している家族の概要

(1)家族数

日本に在住している帰国者の家族数は帰国者本人を含めて19,132人で、孤児1人あたり9.9人、婦人等1人当たり12.0人で、全体では帰国者1人あたり11.1人となっている。

また、日本に在住している帰国者の子の数については、2人が24.5%と最も多く、次いで3人が24.1%、1人が19.8%となっている。 婦人等の子の数は1人が21.1%と最も多く、次いで2人が19.3%、3人が19.0%となっている。 孤児の子の合計は2,080人で、孤児1人当たり2.7人、婦人等の子の合計は2,754 人で、婦人等1人当たり2.9人、全体では帰国者1人当たり2.8人となっている。


(表3 家族数)
区分 帰国者本人 配偶者 養父母 その他 合計 平均人員
孤児 762 623 3,930 2,191 11 28 7,545 9.9
婦人等 963 562 5,429 4,178 28 427 11,587 12.0
1,725 1,185 9,359 6,369 39 455 19,132 11.1
(注)「子」には「子の配偶者」も含む。

(表4 子の数及び割合)
区分 孤児 婦人等
  世帯数 割合 世帯数 割合 世帯数 割合
子なし 30 3.9% 68 7.1% 98 5.7%
子1人 151 19.8% 203 21.1% 354 20.5%
子2人 187 24.5% 186 19.3% 373 21.6%
子3人 184 24.1% 183 19.0% 367 21.3%
子4人 105 13.8% 142 14.7% 247 14.3%
子5人以上 105 13.8% 181 18.8% 286 16.6%
762   963   1,725  

(2)子の年齢構成

帰国者の子の年齢構成をみると、孤児の子は30歳代が59.5%、20歳代が23.1%、40歳代が15.0%となっており、平均年齢は33.7歳となっている。婦人等の子は30歳代が42.9%、40歳代が32.0%、20歳代が12.0%で、平均年齢は38.8歳、全体の平均年は36.6歳となっている。

(表5 子の年齢)
  孤児 婦人等
  割合 子の
配偶者
割合 割合 子の
配偶者
割合
0〜5歳         1 0.0%    
6〜14歳 2 0.1%     4 0.1%    
15〜19歳 14 0.7%     19 0.7%    
20〜29歳 480 23.1% 352 16.9% 330 12.0% 280 10.2%
30〜39歳 1,238 59.5% 994 47.8% 1,181 42.9% 1,026 37.3%
40〜49歳 311 15.0% 326 15.7% 882 32.0% 826 30.0%
50〜59歳 10 0.5% 20 1.0% 304 11.0% 252 9.2%
60〜69歳         12 0.4% 19 0.7%
70〜79歳         1 0.0% 1 0.0%
80歳以上         0      
未回答 25 1.2% 388 18.7% 20 0.7% 350 12.7%
2,080   2,080   2,754   2,754  
平均年齢 33.7歳 34.6歳 38.8歳 39.2歳

(3)子の帰国形態
帰国者の子の日本への帰国形態については、「国費による同伴帰国」が25.6%、「自費による同伴帰国」が6.6%、「呼び寄せ」が62.6%となっている。

(参考)
平成6年度 65歳以上の帰国者本人を扶養するため同伴する成年の子1世帯を帰国援護の対象とした。
平成7年度 帰国者本人の年齢要件を60歳以上に 引き下げた。
平成9年度 帰国者本人の年齢要件を55歳以上に 引き下げた。
※ 帰国者及びその配偶者の扶養家族となっている。未成年の子は、帰国援護の対象となっている。
地域生活の状況等 国費により同伴帰国した子世帯との状況


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