話が終わるといよいよ短冊作り。皆さん思い思いに願い事を書きましたが、その1枚1枚には誰かに対する思いやりの気持ちが表れていました。
この活動は日本の風習を学ぶ他に、ことばの学習と交流の要素も兼ね備えています。短冊作りは自分の願いを表現する機会となり、普段はあまり書きたがらない方も真剣に鉛筆を動かします。また、完成するまでの過程でお互いにあまり言葉にしなかった思いを知り、共感が生まれます。「七夕飾り作り」は高齢者向け教室がめざす「ともに楽しく学べる場」「人との繋がりが広がり深まる場」に適した活動となりました。 |