交流事業/高齢帰国者向け日本語教室/高齢帰国者向け日本語教室実施状況一覧
「らいわんかい来往会」訪問記  2006.09報告 2007.04報告 2007.06報告 

「来往会」交流型日本語教室
教室紹介
  郡山市にはかつて福島県中国帰国者自立研修センターがあり、中高年帰国者のための支援事業としてサロンコースを設けていました。来往会は2001年3月センター閉所によるサロンコース終了を機に発足したボランティアグループです。
  当時から中高年の帰国者の方々は、日本語の習得が思うように進まず、日本人や日本社会との関わりもなく過ごしている人が多いという現状がありました。また、不況が進むにつれリストラされる人も多くなり、精神的に不安定になったりする人も見受けられるようになりました。そういった方々が少しでも日本の中で自身の存在意義が見出せるようにと願って交流活動などを行ってきました。平成16年秋からは「高齢帰国者向け日本語教室事業」として教室を増やし、活動も広がっています。
  また、最終目的を日本語の学習・習得におくのではなく、「自分自身の存在意義をこの社会の中で確認できること」や「より自分らしくあること」「異文化である日本で生活し続けられること」としています。そのため「教室」という形に囚われない方法で、活動を続けています。

2007.6報告
來往会日本語教室〜交流編〜

グループホームの皆さんとの交流

  平成 18 年度、「ディサービス」「特別老人ホーム」など体験見学をさせていただきました。体験することでより「介護」を身近に感じてほしいと考えたからです。そして最後の日本語教室(交流会)を、グループホーム「ももたろうさん」と行ないました。本日の「ももたろうさん」の昼食は、手作り水餃子です。


水餃子の味付けは最高!です。

材料を仕込んでいます。


皮作りも手際が良いです。すごいです!




  ももたろうさんの介護員の方に上手な包み方を教えています。できあがるに連れて入居されている皆さんも周りでソワソワしてきました。
  食べていただいた感想は「とてもおいしい」とのことで、また訪問の約束をしました。

  來往会では、年に 1 回 ~2 回水餃子を実演販売(福島県の事業に参加)しています。毎年、食べられない!と言う人が出るくらいとても評判もよいです。
  決して、利益を目的とはしていませんが仕事をしたくても、その環境がない帰国者や二世にとってはとても貴重な時間だと思います。
  今年度は、 3 ヶ所の自治体からのアプローチがありました。高齢者と言うこともあり、体調の管理をしながらですがまた新たな広がりになればよいと思います。



郡山市総合福祉センター
(毎月第4土曜日を予定)
郡山市朝日1丁目29−9(TEL:024−924−2950)
○交通:福島交通バス郡山駅〜郡山市役所前下車徒歩1分



問い合わせ先
090-6457-9269 立花(中国語可)
090-6457‐9262 鈴木


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