資料収集検討会
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第三回資料収集検討会議事要旨
1. 日時及び場所

平成14年7月5日(金) 14:00−16:30
於 飯野ビル9階「キャッスルGORDEN室」

2.出席構成員

検討会構成員計6名 蘭、和泉、清水、中川、原田、山村
他にオブザーバーとして厚生労働省、平和祈念事業特別基金から計5名
事務局中国残留孤児援護基金1名 竹之下
中国帰国者支援・交流センター4名 本田、田中、秋山、高幣

3. 議題
1)中国孤児等対策室小林室長挨拶
(2)収集範囲又は規模
(3)収集方法と収集調査員
(4)今後の段取り
(5)昭和館、平和祈念館の視察

4.検討会過程の概要

(1)中国孤児等対策室小林室長が挨拶。
(2)事務局から配付資料及び、議題について説明を行った。
(3)議題について意見交換等を行った。主な発言は次のとおり。

[ 収集範囲又は規模 ]
・ 聞き取り調査(口述史)の価値は世界的にも十分評価されている。今回は聞き取り調査に絞って話を進
  めていく。時系列的には戦前・戦中/ソ連参戦後・帰国まで/帰国後の分け方でどうか。
  地域は旧満州各地。
・身分的に以下のような人が考えられるが、残留婦人について最も優先させる。残留婦人;残留孤児;
 開拓団関係者;満鉄関係者;華北交通関係者;大連会関係者;開拓団送出側の人(国内)・年齢的には
 現在70歳前後から上の人を対象にする。主に残留婦人になるが、当時小学校に上がっていた孤児で
 あればある程度記憶は鮮明なので対象に加えても良いのでは。
・ 今年度は試験的に対象は婦人、地域は首都圏・大阪・長野辺りに絞って、行ってはどうか。

[ 収集方法と収集調査員 ]
・調査員と協力員が一緒に聞き取りを行う。調査員は聞き取り調査の専門家。協力員はボランティア団体や
 関係団体の人。聞き取り調査の専門家は社会学 、歴史学方面両方から選出し偏りを無くす。
・公開方法としては印刷物・音声(MD)・映像が考えられる。
・対象者の選定はボランティア団体等から推薦を受ける。

[ 今後の段取り ]
聞き取り調査の実務に関しては専門家にある程度委任する。そのための予備検討会(分科会)を次回までに開き、次回提案承認という形を取る。

(4)次回の開催日程9月12日(木) 14:00 - 16:00

自立研修事業
中国帰国者支援交流センター