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現代書道20人展 ひらがな書道教室 書道教室作品展 書道展示会の報告 中国帰国者書道展
第5回センター書道講座作品展

『現代書道20人展』見学
  1. 主 催: 朝日新聞社
  2. 場 所: 上野松坂屋本館6階
  3. 日 時: 2004年1月7日
新年を迎えた1月7日、書道教室の生徒8名は講師(帰国者)に引率され、興味津々で上野松坂屋で開催中の『現代書道20人展』(朝日新聞社主催)を見学しました。 書道教室がスタートして1年余り、はじめての外出実習です。


みなさんが上野松坂屋6階の大展示場に着いた時、展覧室はすでに参加者で賑わっていました。講師の中国語による解説を頼りに作品を鑑賞しました。「ひらがな」には特に興味を引かれた様子でした。

日本のかな書道は、中国の草書を参考にしながらも、独自の発展を遂げたとの解説がありました。筆遣いの強弱や濃淡、伸縮、勢いは見事なもので、あるものはひらがなで書かれ、あるものは漢字の草書体に変化を加えてひらがなに取って代わったものがありました。多彩な違いが日本特有の温かみある優しさを表現し、心動かされるものでした。生徒たちは仔細に鑑賞しながら、現代書道の楽しさを味わった様子でした。

ほかにも漢字書道作品を見てみると、もとの書体から離れた独創的な字体で表現されていました。魏碑(北魏の石碑の文字で、整然とした字形と力強い筆法で後世に書道の手本の一つとされた)と隷書体が結合した作品は力強さが見て取れ、草書とかなが結合した作品には優しさが脈脈とつづられていました。

最後に講師が「楽しい老後の生活のために、私達もしっかり書いて、いつか展覧会を開き、もっと多くの人たちと交流し友情を深めましょう」と生徒の皆さんを鼓舞していました。




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