地下鉄都営大江戸線上野御徒町駅の壁に展示するのは今回で四回目でした。
今回展示した書道作品は半切のものと半切の二分の一のもので、楷書、行書、隷書、篆書作品とかなの作品などで合計四十三枚です。
書道教室の開設以来、参加者は熱心に技術の上達に努め、その成果が表れ始めています。彼らの作品の一筆一筆に、書道に対するひたむきな学習姿勢と書道を愛する精神が見て取れます。
一般見学者からは、「きれいな字ですね。」、「さすが帰国者の方の字は伝統的な中国書道ですね。」、「個性的ですね。」等と好評を得ました。
学んでいる間は、辛抱強く講師の説明を聞いて修正し、積極的に先人の書道の技を探求しました。左払いや右払いから始めて、一文字の組み合わせ、全体のバランスの理解を経て、書道が一体どのような概念で形成されているのか、その初歩的知識を得るに至りました。これが今後の継続と発展の原動力となるでしょう。皆、書道を学び、字を練習すると、心の悩みが消えるといいます。今後健康生活への一助になるでしょう。