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中国民族舞踊「大海グループ」台東ボランティアフェスティバル参加へ

帰国者の帰国者による帰国者のための中国舞踊サークル「大海グループ」をご存知ですか?



中国東北地方の民族舞踊、豊作を願う
ヤンガーは広大な田野に咲く花のよう。
3年前帰国者1世の呼びかけで誕生した大海は現在2世が
リーダー役を引き継いで成長を続けています。オリジナルの
中国舞踊の他、日本舞踊にもチャレンジし毎週1回の練習を
欠かしません。
今回支援・交流センターの呼びかけに応えて、4月29日
台東ボランティアフェスティバルに参加し喝采をあびました。
「メンバーの意欲を高めるためにも発表の機会は大切」
とはリーダーのYさん。   
舞台の合間には中国帰国者支援・交流センターの交流活動を
紹介する時間もいただいて普及啓発にも一役買いました。


中国帰国者について知る世代も知らない世代もともに拍手を送ってくれました。

大海」がいま最も力を入れている日本舞踊。
日本文化を大切にする大海です。

動作が揃うかとリーダーは胃が痛くなるほど心配したそうです。

モンゴルの踊りや新橿ウイグルの踊り、チベットの踊りと多彩かつ華麗。


特別養護老人ホームでのミニ公演
午前中、台東祭りの準備が進む頃「大海グループ」は直前の練習会場を探していました。リーダーの真剣な表情を見て会場に隣接する特別養護老人ホーム関係者が快く施設内の舞台を提供してくださることになりました。
そればかりか短時間に段取りを整え慰問公演の場に変えてくださったのです。エイッというかけ声とともに踊りのパワーが会場に満ち、お年寄りから笑顔が漏れます。
最後に1人の男性が帰国者に近寄り「ありがとう」と一言。
偶然の出来事ではありましたが、この日は日頃支援される側に立つことの多い帰国者1世が支援する側に立った記念すべき日でした。今後も帰国者自身の手で「大海」のようなコミュニティーが誕生し、積極的に地域社会と関わっていくようになればいいですね。



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