センター交流活動/首都圏センター交流活動/日中異文化交流会/2004年4月24日
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2004年4月24日(土) 4月の異文化交流会報告

4月の異文化交流会は4月24日(土曜日)
日本人ゲスト5人、帰国者11人の参加で開かれました。もう何回かこの交流会に参加しているゲストも多く、うち解けた和やかな雰囲気で進みました。

この日は日本語交流会の後にアトラクションがあり、その発表のため交流協力員(通訳)とセンター教師の間で綿密な打ち合わせが行われました。
 
いよいよアトラクション、その前に交流協力員が今日の演目について説明します。
今日のアトラクションは帰国者のTさんによる京劇の一節「秦香蓮」と「智取威虎山」でした。

 

「秦香蓮」のあらすじ
 秦香蓮は貧しい夫の陳世美のために、いっしょうけんめい働いて尽くしたのに、出世した夫は彼女を捨てて上京してしまった。秦香も上京して夫を捜したが、夫は既に皇帝の娘と結婚していた。夫は「こんなみすぼらしい女は知らない。」と言って、彼女を妻と認めない。それどころか、妻と子どもたちを殺そうとした。彼女は最高裁判所に行って夫を訴えた。
この曲は裁判所で裁判官が歌うものです。大体の意味はこうです。
「二人は裁判所に座って、私が以前の事を詳しく話すのを聞くように。私たちは前のあなたについて思い当たることがある。あなたの家は妻もいるし、子供もいると思った。父母の思い、夫婦の情をまったく感じないのか。まさかあなたの心は鉄でできているのではないだろうな。」
「智取威虎山」
(威虎山の村人李勇奇の解放軍が来た喜びの歌) 朝夕毎日解放軍の助けを待ちつづけ、今日も山で敵と戦っていると、味方の解放軍が現れた。とっさなことで、敵と思い込み味方に対抗しようとした。思えば30年以上も牛馬のように扱われ、圧力に耐えてきたが、そこから救い出してくれるものはいなかった。今日ついに救いが現れた。あなたたちと一緒ならば、きっと敵にむかって勇敢に戦うことができるであろう。




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