センター交流活動/首都圏センター交流活動/日中異文化交流会
日中異文化交流会: 2006.5.27 2004.8.25 2004.7.31 2004.6.26 2004.4.24 2004.3.13
2004.1.31 切り絵作品 2003.11.15 2003.10.25 2006.7.29 2006.9.30 2008.6.9
2008.7.19・8.2 2011.1〜3月 2011.6〜7月 2013.10〜12月

※前回(6月9日)の報告に引き続き、2回目、3回目の様子をまとめて報告します!

異文化交流会 2008/07/19 −「日本、中国、家庭料理」−

第2回目は1回目とは逆に帰国者が先生となり、ゲストに中国家庭料理の水餃子を皮の作り方から教えました。今回の参加者は、帰国者10名とゲスト18名でした。計28名が5班に分かれ、そのうち4班は水餃子を残りの1班は焼き餃子をそれぞれ違った食材を使い、いろいろな餡の餃子を作りました。さて、どの班の餃子が一番美味しく出来たのでしょうか・・・(^^)???


生地作り


大きなボールに2kgの薄力粉を入れ、生地作りの始まりです。みなさん、興味津々です。


いろいろな餡を作りました。


むき海老・卵・にら

豚挽肉・ネギ・白菜・セロリ

豚挽肉・ネギ・にら

〜餡を美味しく作るためのコツ〜(*^_^*)
始めから最後まで同じ方向に混ぜると
味がよく馴染み、粘りもでて美味しいそうです。


皮作りと成形作業。


生地を棒状に伸ばし、1個分ずつちぎります。ちぎる作業がとても難しそう・・・。

餃子の皮づくりって難しい・・・。なかなか丸くならないなぁ。

餡の包み方を丁寧に教えています。ゲストも、とても真剣です。

みなさん、包むのがとても早く上手です!


上手く焼けるかな?

水餃子の完成です!


試食と懇談会

みなさん、「美味しい、美味しい」とたくさん召し上がっていました。中には、普段2,3個しか食べないのに美味しくて6つも食べてしまったと話しているゲストもいらっしゃいました。みんなで協力して作った餃子はとても美味しかったようです。

試食後は作り方の復習をしながら時間いっぱい懇談しました。「水餃子が残ったら、翌日に焼いて食べても美味しいですよ」とアドバイスを忘れません。



異文化交流会 2008/08/2 「日本、中国、家庭料理」

第3回目も帰国者が先生となり、ゲストに小麦粉を使う家庭料理「餅子(ビンズ)」の作り方を教えました。今回の参加者は帰国者10名、ゲスト6名でした。少人数でしたが、一人一人とコミュニケーションをたくさん取りながら和気藹々と餅子を作りました。自分の班の準備が終わると他の班を手伝う姿などもみられました。


本日、各班が作る
餅子のメニューです。

生地作りです。水ではなく湯を入れ、箸で混ぜながら・・・あとは手で捏ねていきます。



魔法の手?
あっという間に滑らかな生地の出来上がりです。


春餅(チュンビン)
具はハム・人参・もやし・春雨・薄焼き卵・韮など

葱油餅(ツォンビン)
隠し味は山椒です。


餡餅(シェンビン)
餡は豚挽肉・玉葱・生姜です。

右:筋餅(ジンビン)
左:キュウリと卵のスープはあっさり塩味で美味です。


5班それぞれの餅子を食べ比べてみました。「どこの班の餅子が美味しいですか?」と聞くと「うちの班です」と笑顔で答えてくれました。 一班3,4人だったので、すっかりゲストとも仲良くなり、楽しい試食会となりました。



3回にわたり行った異文化交流会「日本、中国、家庭料理交流会」は、たくさんの方に参加、ご協力をいただき、大成功となりました。普段、帰国者はどちらかと言うと“教わる”側の立場が多いのですが、今回は“教える”側の立場を経験する機会となりました。自分の特技を活かすことで周囲の人に喜んでもらえる経験は自尊心を高め、地域社会へ溶け込む意欲にも繋がります。
交流会終了直後に行ったアンケートでは、帰国者からは「この種の活動は互いに料理を教わるだけでなく、言葉の勉強にもなりました」、「もっと地域の人と交流したいです」。また、ゲストからは「一緒に作って食べると言うことは、友達になるのに一番いい方法だと思いました」、「料理は文化の違いがとても表れるので興味深かった」などたくさんの感想をいただきました。一番多かった感想は「料理も美味しかったが、なにより交流が楽しかった」でした。「次はいつですか?」と聞いてくださったゲストもいらっしゃったので、また近いうちに実施できればと考えています。



 首都圏INDEXに戻る
日中異文化交流会INDEXに戻る

自立研修事業
中国帰国者支援交流センター